BC工房 ARE-KORE

BC工房スタッフがつづる工房通信。

2008年06月

コラージ6月号 工房楽記

鉄人1

















ウェブマガジン「Colla:j」
毎月、BC工房のあるじが「工房楽記」という、連載をしています。

今月号の話は、BC工房のテーブル工房である「きらきら工房」の建築には、
なくてはならないパートナー、鉄人「アマノさん」。
ドスのきいた低音で笑っているのは、すぐにわかるアマノさん。

鉄人2















やさしい笑顔。
鉄に向かいあう姿は、やわらかな、ピンと張りつめた空気を放ってた。


Colla:j(コラージ)まだご存知のない方は
【Colla:j6月号】 ←ぜひチェックしてください。

BC工房あるじの話も、チェックチェック。
6月号は、53P〜載ってます。

BCスタッフも、フムフム読んでしまいます。。。
鉄人3

フレッシュマン

僕がビーシーに入ったのは去年の10月です。
それまで木製椅子の製造をやっていました。
一言で言うと木工と言うやつです。図面が送られてきて
ひたすら作る作業です。3年半ぐらいやってました。
ある時、友人から椅子を作ってと頼まれてつくりました。
喜んでくれました。僕もその人のために作ったから本当に嬉しかったが、
出来上がった物はただの椅子でした。
何でだ?もっとオモシロイ物、良い物を作るにはどうすれば良いか、
その時考えたがわからなかった。
このままここで作業を続けてもオモシロイ物は作れないと思い、
オリジナルデザインでやっているところで働きたいと強く思いました。
そこで頭に浮かんだのが、ビーシーでした。
以前に、青山のショップを見に行ったときからずっと心に残っていたのが、
ビーシーでした。
なぜ?かは、口では表しにくいが、行って、観て、触れば、何かを感じとれるはず。
他の家具屋とは違うオモシロイ感じです。
それを求めてやってきました。
実際に働いてみて少しずつわかってきたように思えます。
お客さんと話し、感じ取り、形にして、長く使ってもらう。こうした一人3役が出来てこそオモシロイ物、良い物を生んでいくんだなーと。
簡単ではないが、僕も早く一人三役を身に付けて、人にオモシロイ物、良い物と
感じとってもらえるようになりたいフレッシュマン?shinでした。

初心

BC工房に入って10年たつ。
長い?まだまだ?
どっちもです。
でも、ここにいると
いつも自分がまだまだと思い知らされます。



自分の1週間を振り返ると、

火曜、水曜は、「つくる」日。

藤野のきらきら工房に入る。
今のテーマはテーブルの新しい「ハイブリッド仕上げ」。
いつも実験。
ショップ展示品の制作、特注物件の制作もします。

木曜、金曜は、「動く」日。

共通のお客さんのいる建築設計事務所、ホームビルダーへの
「おみやげ訪問」、
納品、現場補修、現場調査、提案訪問、
BCカーで、横浜を中心に動いています。

土曜、日曜は、「出会う」日。
本牧BC工房で、接客、販売をします。
毎週、必ずオモシロイ人と出会う。


こんな風に動きながら、
考えて、つくって、売って、発信する。
ひとり4役。
そうすることで、人に届くモノづくりになる。
これはやっぱり大変ですね。
4役をひとりでやればいいということでもなくて、
みんなが、それぞれ4役やって、助け合う。
というビジョンだと思ってます。

そのみんなとのやりとりが、なかなかうまくできず、
年長ですが、落ちこぼれの自分は、いつもみんなに助けられ、教わっています。
BCの仲間は、ひとりひとり、すごく素敵な尊敬できる人です。




先日から、BC工房の代表作と言える「だんらん工芸椅子」を
プラモデルのように、分解できるようにして展示しています。

最初にできて約8年の椅子。
一つ一つのパーツ、組み合わせのジョイントの精度を見ると、
この8年、すこしづつ、すこしづつ、常に常に改良を重ねて、
この難しい構造の椅子が、ここまでうまく作れるようになったか。
と突如じわっときた。

これがBCだよな。と。

B級C級だけど、素人だけど、
やりつづければ、なんとかなる。絶対。
よい、と思っても、
また時が過ぎ、客観的に見れば、必ず改良点はある。

オモシロイと信じることをつづけていく情熱と、
客観性のあるコミュニケーションの技術が、
BCのベースにあると思います。

そのオモシロイと感じる気持ち、
モノをつくる初心は、けがれていては人に届かない。
自分の正直な思いが、人に通じるほどの愚直であれ。

そんなことを自分に問うと、
ああ、自分はまだまだだと思ってしまいます。


新しくBC工房に来てくれる人は、
初心者でいいと思います。

また違う輝きの初心に出会えることが、
オレは楽しみです。


BC工房   斎藤カズ












杉坂建築事務所 新築見学会

共通のお客さんの多い 
杉坂建築事務所 http://sugisaka.co.jp/
の新築住宅見学会に行ってきました。

今回の住宅は、横浜市金沢区西柴にありました。
西柴は、桜並木の美しい、閑静で品の良い街です。

杉坂建築の家は、
和の伝統建築とモダンが融合した
本格派の家です。
今回は、建て替えということで、
以前からあった庭が残され、
漆喰の落ちついた建物の外観も、
街並みにすでに溶け込んでいました。

gaikan








力強い梁、柱、ぶ厚い杉の床板、漆喰の壁、、、
ホンモノの素材の質実剛健さと
施工のていねいさはさすが。

kouzou

















BC工房は、
ウォルナットのテーブルと、だんらんきらきら椅子を
納めさせていただきました。
テーブルの大きさも、
座面が大きく低めのだんらん椅子の選択も、ぴったり。

te-buru















施主のお客さんはお若い方ですが、
家探しの途中、
近所の家で、どうしても気になった建築の家があり、
直接、ピンポンと鳴らして、
「どちらの設計ですか?」と聞き込み。
杉坂建築事務所にたどりついたそうです。

すごい探求力。

テーブル、椅子の選び方も、
「この木がいい。」と芯ははっきりさせた上で、
こちらからの椅子の提案もちゃんと聞いてくださった。

爽やかだけど、マニアック。
こだわるけれど、嫌味がない。


とてもスマートな方でした。



玄関に入るといきなりガラス張りの部屋が。
そばうち道場か?と思いきや、
「水槽室」。

suisou






すばらしきマニアック哉。


いい家に置いていただく。

いい人につかっていただく。

うれしい仕事です。


Sさんご夫妻、
杉坂建築事務所のみなさん、
ありがとうございます。

これからもよろしくおねがいします。

きらきら楽記梅雨入り

tubame615きらきら工房には毎年ツバメが巣を作ります!今年も巣の中で子トリ達が産まれました。きらきら工房に来たらどこか探してみてください。




obon1
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Powered by PICS



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Powered by PICS



お客さん0邸からの希望で小さなお茶のみおぼんテーブルを作ってみました。
BC工房のくつろぎ和椅子でお客さんをもてなすためのテーブルになるそうです。

私もBC工房に入って4年とちょっとです。
BC工房はエネルギーがあればなんでもできちゃうところです。木工のことも家具についても知らなかった私がきらきら工房のチーフになってるんです・・・。BC工房の椅子やテーブルが好き、BC工房でなにかやってみたいって気持ちでどーにかなっちゃうんです。
そしてわたしが思うのはBC工房のスタッフはみんなステキでやさしい人達です。仕事だから楽しいことばかりではありません。そんなとき支えてくれるスタッフがたくさんいます。
人生で1番大切な人に出会うこともできました。感謝しています。
興味ある人はBC工房に飛び込んでみてください。
待ってまーーーす☆
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