BC工房 ARE-KORE

BC工房スタッフがつづる工房通信。

2008年09月

リフォームは、自由だ!

今週納品した横浜市 S邸。

Sさんは、築30年は経つであろう木造住宅をリフォームされた。
3部屋に別れていた2階は、取れる限りの壁を取り払い、
15畳のLDKになった。


7月の打ち合わせは、なかなか難問だった。

はっきり言って、広くはなかった。
15畳とはいえ、L字型のLDKは、ゆったりした家具の配置は難しい。
また、どうしても構造上抜けない柱があり、
さらに配置をしづらくさせていた。
そして、家族で「鍋を囲む」テーブルが必須。

この空間を楽しむ家具をつくりたい。絶対つくる。
いくつかのたたき台プランを考え、Sさんとお話しながら、
プランを決めていった。

パース















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L型の部屋の中心には、
リビング、ダイニングいっしょの
「安楽ダイニングセット」

テーブル高さを60CMと低くしたチークテーブルと、
安楽工芸長椅子とだんらんきらきら椅子の
どっかり座れる低く、大きなダイニングだ。

もう、他の場所に動かなくてもいい。
食事、くつろぐ、テレビ、宿題、居眠り、何でもここで。
家族の溜まり場だ。
お客さんも長居する。
みんなのパーティテーブルになる。

棚スケッチ















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キッチンをみんなで楽しむための「キッチンテーブル」

天板はいろんな木をあわせた「彩りテーブル」。
オープンな食器棚は、チーク材で特注制作。
みんなが立って料理をつくり、盛り付ける。
カウンターチェアをあわせて、朝食テーブルにも。
パソコンデスクをいっしょにして、いつでもPCチェック。

下手なパースを描いて、話し合い、制作しました。





イメージ以上によくおさまったのは、

Sさんの「自分たちの暮らしをつくるのは自分たち!」
というセルフビルド魂と、

「いっしょに考え、いっしょにつくる」という
BC工房のものづくりのソウルが共鳴したからだと思う。

ふじのまで、はるばる途中の材を見に来てくださった。
奥さんは電気ドリルを片手に迎えてくださった。
待ちきれず、梱包をといてくださった。
うれしい仕事でした。



新築の建売ではなく、中古の古い家を買い、
自分たちらしい暮らし方をつくる。
そんなリフォームをBC工房は応援します。

ご希望をじっくりうかがって、
おもしろいプランを提案、やりとりをかさねて
その家だけのオリジナルの居心地プランをつくります。
リフォームをお考えの方、ぜひ、お話を聞かせてください。
家具をいかした「暮らし方の提案」をしています。

BC工房のショップも工房も、自分たちでリフォームしてきました。
スタッフも、古いマンションを買って、
みんなで手伝ってリフォームしています。
それはもう、好きにやってます。

リフォームは、楽しい。
リフォームで、暮らしの自由を!


BC工房 リフォームデザイナー
斎藤 和生







西麻布 ひで

今週4年前にゆったりきらきら椅子(アーム)17脚を納めた西麻布の和食屋さん、
「ひで」にたたみずり加工に行ってきました。
椅子は大切に使われていました。
たくさんのお客さんに使われているため、椅子の脚にガタつきがあり今後より大切に
使っていただくための、アフターケアです。
今回のたたみずり加工は磨り減ってしまった脚の高さをアップさせる事、前脚と後脚をつなぐ事での強度アップの機能性と、どこか懐かしい雰囲気の和の味わいのデザインにするための「あつらえオーダー」です。

Before




Before







After




After







お店はカウンターがメインの、お客さんと料理人の距離が近く会話と食事が楽しめ、
照明のやわらかい、あたたかい光がゆったりとした気分にさせてくれます。
お座敷の席もあり、店主自ら漆を塗ったテーブルがあります。
店主の神田さんがお店に込めた、コンセプト「おもいでのかけら」
そんな「おもいでのかけら」を感じられる、ちょっとしたお手伝いのたたみずり加工でした。
何とか加工もオープン前までに間にあいました。
お店のスタッフの人にも仕込み中の所おじゃまし、協力いただきました。
ありがとうございます。
ぜひ皆さんも麻布に行ったときには、「ひで」にどうぞ。

ひで店内


ひで おもいでのかけら
〒106−0031
東京都港区西麻布2−25−24西麻布FTビル3F
Tel/Fax 03−5467−6943
http://www.hidezo.co.jp
営業時間18:00〜25:00(※24:00ラストオーダー)

BC工房人物像

きらきら工房















24日(水)は、スタッフみんなで、工房でのテーブルづくり。
青山BC工房も閉めて、全員集合でした。

そんな中、、、
どんどんつくると、いくら広い工房といえど、モノでいっぱいになってしまい、
午後、急遽ショップの中の展示替え。
でっかいきらきら工房名物の彫刻台も、場所移動。。。。
白くて、大きくて、重くて、不思議な物体です。


そして、おおまじめに仕事をしている最中、なぜかボスからの号令がかかり、
彫刻台での記念撮影。




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デザイナー上田麻朝の「あぐら像」


bc

















竹村の「ざんげの像」


bc


















BC工房ピッチピッチのニューフェイス・飯島の、
「立たされてる女の子の像」


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大吉&斉藤の「笑えないコンビの二人像」



そして、こんなしょうもないことを、やろうやろう!と、
妙にやる気満々な、
BC工房あるじ・へんこつKEIZOの・・・・


BC彫像4


















「温泉体操の像」


日々繰り広げられる、よくわからない出来事が、
次の新たなモノづくりに生かされている、BC工房です。

神奈川新聞 展覧会情報

スツール展案内神奈川新聞918
















9月18日(木)の神奈川新聞朝刊「iバザール」コーナーで、
生活工芸のスツール展を掲載していただきました。

スツール展案内 神奈川新聞

















見覚えのあるかた、ぜひぜひBC工房のホームページから、
展覧会情報や、ショップ情報などチェックしてくださいませ。

新聞に掲載のスツールは、「きのこスツール」です。

BC工房ホームページ ↓クリック
http://www.bc-kobo.co.jp/

生活工芸のスツール展 vol.4

スツール展3

本日よりスタート!
「生活工芸のスツール展」
ちっちゃな本牧BC工房ショップにも、
ささやかに、ぎゅぎゅっと、
いろんな楽しいスツールがならんでま〜す。
















スツール展1
















スツールは、、、、やっぱり楽しい!

「椅子」となると、使い勝手とか、置き場所とか考えてしまって、、
なかなかカンタンにコレ!ってのを手に入れるのに迷ってしまいますが、
スツールは、いわゆる腰掛。
家のどんな場所でも活躍する、べんりモノ。おまけに楽しい。
暮らしが彩るって、案外楽しいひとつが見つかるところから、
はじまるのかな。


スツール展2




























ちょっとあったら楽しいなぁ〜、あそこの部屋にちょこっと置こうか・・・
などなど、まずは「生活工芸のスツール展」見に来てください

お待ちしてます!!

本牧BC工房より
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