先日、藤野町の工房に突然、笠間の藤本さんが現れました。
藤本さんは、いつもどこからともなくやって来て、
「じゃっ!」と言って去っていく、
なんとも不思議な風を持っている人です。


いつも、工房では藤本さんの器を使っています。
BC工房の無垢板テーブルには、
とてもしっくりなじみます。
お茶、コーヒーには、かかせない器です。
どうも、自然とこれを手にとってしまう。


お昼ごはんは、いつもこの器です。
「お鍋どん」といっています。
煮物、スープ、カレー、スパゲッティ、うどん、ラーメン・・・
なんでも使います。
なんでもおいしく感じさせてしまう、
すごい器です。
使い込んで、だんだん味わい深くなってきました。
みんなに使い込まれて、たくましさを感じます。
この器を見ると、無垢の木のテーブルと同じだなと思います。
時間とともに、使い込むほどに、
ぐんぐん良くなっている。


藤本さんからのお土産のタマネギ。
ダンボール箱いっぱいに、大きなタマネギ。
開けたとたん驚いたのは、
そのカタチと、大きさ。
なんだか普通に売っているタマネギとは、全然ちがう。
藤本さんの器みたいな、
愛嬌いっぱいの、なんだか笑ってしまう、
いいカタチ。
なーんか、うれしくなってしまう。
もちろん、味も良く、甘くて、おいしい。
手にしっくりなじむもの、気持ちにしっくり染み入るもの、
思わず笑ってしまうもの、うれしくなるもの、、、
みんなどっかでつながっている。
器の手ざわり。無垢の木の手ざわり。
藤本さんとは、笠間の藤本均定成さん。
藤本さんのことは、こちらからどうぞ。