小林住宅工業、略して「コバジュウ」は、国産の木材にこだわり、徹底的に自然素材で、徹底的にマジメに家をつくっています。「コバジュウ」の家で、「BC工房」の椅子、テーブル、という共通のお客さんが縁で、今までも、納品などで何軒か「コバジュウ」の家に行きました。
「笑顔の建築人」小林棟梁のお話や、「コバジュウ」の社員大工さんによる、実演コーナーを拝見。バーナーでヒノキをあぶっているのは、防腐防虫のため。縄文時代からの知恵を現代にリバイバル。
大工さんの2人は、しっかりした知識と、実演の迫力で、明るい説得力がありました。お客さんも真剣に聞き、鋭い質問を容赦なく浴びせていましたが、「コバジュウ」も穏やかにきちんとした返答、なかなか熱いセミナーになっていた。みんなやさしい顔して、本気であります。
「コバジュウ」の家は、「空気」がきれいな家だと思います。
純粋な素材で、純粋につくられたものだけが持つ、清々しい「空気」がある。
マジメなんだけど、どことなくチャーミングな「空気」もある。
『「ふつう」の人の家をつくる。』以前小林社長はおっしゃっていました。
「ふつう」をつくる。というのは、今いちばん大変なことかもしれません。
「ふつう」ではない、素材、つくり方へのこだわりで、「ふつう」の家を
「ふつう」の値段でつくる。
おっとりしているように見えて、
この会社は「ふつう」ではない。と思います。