以前のブログでも取り上げた赤木屋珈琲さん

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もともとは、再開発で決まった本社ビルの取り壊しにあわせて
3年の期間限定で、お世話になった日本橋にみんなが集まるカフェをオープンする。
そんなお話を赤木屋ホールディングスさんから頂き、家具を使ってもらい、
あっという間にもう3年。
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日本橋にあって1杯290円の珈琲はあり得ないほどの感謝価格。
お客さんが来ないわけがなく、
いつも大人気でお客さんいっぱいの赤木屋珈琲さんでしたが、
着々と進んでいく再開発の中で惜しまれつつ去年の10月に閉店されました。


その後、

せっかく無垢の家具を使っているのでそれを新しいオフィスで使えないか?

そんな相談をうけ、去年の11月から準備を進めて来ました。
1階のウォールナットのカウンター、2階のロ型のBIGテーブル、
地下のBIGカウンター、トチの無垢の木テーブル、
3年前に納品してから、たくさんの人に愛された家具たちを
生まれ変わらせるプロジェクト。
BC工房全員でアイデアを出し合いこれからもずっと使えるオフィス家具へリノベーションしました。


お客さんの注文を受けていたカウンターはスタッフの休憩室へ。
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2階のたくさんの人が集まったロ型の彩りテーブルは応接室へ
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カットしてソファのサイドテーブルやリビングテーブルになるウォールナットもいました。
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磨き直し、デザインをイチからやり直し、デスクになった天板たち。
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座面を張りなおした椅子たちも新しい場所で新しい役目があります。
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今回のプロジェクトは、常務の上田さんと何度も打ち合わせをし、
プランをつくってきました。
何度も打ち合わせをするうちに、
仕事と関係ないようなこともたくさん話しました。
いろんな話し、その人を感じて家具を作る。
「これは企画・販売・製造・すべてをやっているBC工房だからこそできる仕事だ!」
などどうれしく思っています。

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赤木屋ホールディングスさんには、
長年大切に使い続けているモノがたくさんありました。
創業者の方の大切にしていた「大きなのっぽの古時計」や、
ずっと使い続けている飾り棚など
一つ一つの思い出を教えてもらいながら
その中にBC工房の家具が仲間入りできたことに感動しました。

こんなに無垢の素材を生かしたオフィスは絶対他にはありません。
とても革新的なオフィスだと思います。
でも、懐かしい気持ちにもなる落ち着く感覚があります。

それはきっと赤木社長や上田さんをはじめ、
すべてのスタッフの皆さんの
モノを大切にするあたたかい人間性なのでしょう。

今回のプロジェクトに参加できたことは自分の中で
財産として一生残るものになりました。

赤木屋ホールディングスの皆さん、ありがとうございました。

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BC工房 竹村