贈る椅子展 ＆ カオハガンキルト展

贈る椅子展 ＆ カオハガンキルト展 が
今日からふじのリビングアートではじまりました！


カオハガンキルトは33枚展示。

カオハガンキルトは1枚1枚すべて違っていて、
それぞれのキルトに個性があふれています。
どれにしようかな？と、選ぶのも楽しくなります。


カオハガンキルトと一緒に、贈る椅子もたくさん。

自分に贈る。
家族に贈る。
友だちに贈る。

張り地もそれぞれの椅子に合わせて選んだ、展覧会限定のモノたちです。
人気のロッキングもいつもとは違う、1脚だけの限定品。



あの人に感謝をこめて、椅子のプレゼントはいかがでしょう？

贈る椅子展＆カオハガンキルト展は
12月27日㊐まで開催中！
ぜひ、驚きと楽しさあふれる展覧会にきてください。

㊍〜㊐・㊗オープン。
朝10時頃〜夕方6時頃まで

ふじのリビングアート　hobo　

敬老の日 贈る椅子

椅子を贈る。
椅子は、プレゼントとして、なかなかムズカシイモノかもしれません。
つかう人への強い思いと、くらし方への理解。
８４歳のお父さんへ、息子さんから贈る椅子をつくりました。

Yさんは、寝てらっしゃることも多く、日々のくらしには介護が必要です。
手すりを伝ってきて、横から椅子にすべりこむ。
座るときは、ひじかけはないほうがいい。
食事やテレビを見るときに椅子に座る。
座ったあとは、横に倒れないように、ひじかけがほしい。
簡単に取り外しのできるひじかけ。
姿勢を保って、座り心地のいい椅子。
それが、Yさんのお父さんに贈る椅子の希望でした。

お家にうかがって座ってもらうと、
細身で背中にクッションのある「こぶりきらきら椅子」が座り心地がぴったりでした。
そして、今すぐにでも使ってもらいたい。という使命感を感じました。
ひじかけをどうするか。悩みながらつくりました。

ついていたひじかけを取って、杖のようなひじかけを差し込むことにしました。

介護の方が、ひじかけを抜いて、
お父さんが横から座ったら、ひじ掛けをもどします。

「お父さん、よかったね。」とやさしく話しかけるYさん。
できた椅子に座って、お父さんはしばらくそのままにいました。
「何も言わないってことは、かなり気に入ってるってことです。」
Yさんが、今のお父さんのことをわかるようになるまで、
いろんなことがあったんだろうと思います。

敬老の日。
みなさんは、感謝の気持ちをどう伝えますか。

BC工房
KAZU